口臭外来の広告
口臭外来の広告は病院の診察内容として紹介されています。
しかし、口臭外来を訪れる人の多くは、治療の必要が認められない程度の口臭と診断されることが多いようです。
実際に検査をやっても、口臭の程度は低いのです。
このような場合は、医師が気にすることはないと説明することになります。
これをカウンセリングと称している場合もありますね。
このような診察で数万円も取られたならば、かなり不本意ですよね。
あなたが口臭で悩んでいるのに、悩みなどありませんと言われるのです。
口臭外来は歯科医の中にあるケースがほとんどですが、歯科医の間でも口臭に関する考え方は異なっています。
一つはある程度以下の口臭であれば、治療をする必要がないとする場合と、完全に口臭を消してしまうことが大切だと言う考えです。
後者の場合は、口臭があるのはその原因があることを意味しており、それは治療すべきなのだと言うことです。
もちろん、本人は口臭で悩んでいるのですが、客観的にそれが確認できないケースもあります。
測定値として、ほとんど表れないからです。
口臭外来で治療すべきものとしては歯周病や虫歯がほとんどです。
それ以外は治療しないと思っていいでしょう。
現代の口臭外来のレベルはこの程度なのですから、あなたが期待するような解消は望まない方がいいでしょう。
また、日本と欧米での口臭に対する考え方は大きく異なっていると言われています。
しかし、歯科医がそれを認めていませんから、患者の希望に応えられないのです。