口臭と舌
毎日鏡を見ながら、舌の状態を観察しましょう。
この舌の表面の状態で口臭の程度がわかるのです。
もちろん、深刻な悩みであれば口臭外来で専門的に調べてもらうことができます。
自分の舌で判断できるのは、あくまでも簡易的なものです。
人から口臭のことを指摘されると、ちょっとショックですよね。
自分はいつも歯磨きをして口臭などないと思っていたからです。
口臭外来に行くと、口臭の分析器でどの程度の口臭があるのか調べてくれます。
客観的に口臭の程度を知ることができるのです。
これだけでも口臭外来に行く価値があります。
自分にはあまり自覚できない口臭で悩まなくていいからです。
さて、あなたの舌はどんな色ですか。
きれいなピンクで舌乳頭と呼ばれる粒々がはっきりしている状態が理想的な舌です。
腫れていたり、ひび割れしていたりすると、舌の病気の可能性もあります。
また、舌が甘くて舌苔がついている場合もあります。
白く汚れている状態ですね。
もちろん、毎日舌の状態は異なります。
その日の健康状態を知る目安ともなるのです。
口臭の原因となる舌の汚れだけを気にするのではなく、自分の健康状態を示しているのだと理解してください。
インターネットなどで時々、舌が白いのは汚れであり、それが口臭の原因となっていると書かれています。
しかし、舌苔が全くない状態は異常です。
逆に口臭がひどい場合もあるのです。
白い部分がないと言うことは、舌が熱を持ってピンク色になっているのです。
口臭外来で診てもらうとよいでしょう。